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MSCクルーズ船内デジタル革新プログラム「MSCフォー・ミー」を発表

2017/03/08

[2017年3月8日(スイス・ジュネーブ)] MSCクルーズは、ITBベルリン・トラベルショーにて、船内のデジタル革新プログラム、MSCフォー・ミーを発表しました。3年にわたり、Deloitte Digital、ヒューレット・パッカード・エンタープライズ、サムスンなど世界をリードする11社以上*1のデジタル、テクノロジー、行動科学の専門家と協業し、客船の開発、設計、建設のあらゆる段階において、顧客中心のホリスティック・プログラムを構築しました。90億ユーロを投じた10年間の投資計画で導入される11隻の次世代客船に加え、既存の12隻にも同プログラムを導入し、保有客船全てで展開を計画しています。
 
MSCフォー・ミーは、お客様のニーズを満たすために設計されたプログラムで、洋上で顧客中心の最先端テクノロジーをもたらします。今年6月に、運航を開始する次世代大型客船「MSC メラビリア」で
デビューし、16,000に及ぶ接続ポイント、700のデジタル・アクセスポイント、358の有益なインタラクティブ・スクリーン、2,244室のRFID/NFC開閉式ドア付きキャビンなどを展開します。また11月にはMSCシーサイドでも展開されます。
 
MSCクルーズのビジネス・イノベーションチームは、当社会長、ピエルフランチェスコ・ヴァーゴのビジョンとリーダーシップのもと、新たな客船の開発、設計、建設を推進しました。当社の10年投資計画で導入される3つの新プロトタイプから造られた3種類の新しいクラスの客船*2がありますが、MSCクルーズは構想から施工、個々の客船の就航にいたるまで、各プロトタイプの開発プロセスのあらゆる段階で最先端技術が完全に組み込まれるように尽力します。
 
MSCクルーズ会長、ピエルフランチェスコ・ヴァーゴはこう述べました。
「創業時から、革新はMSCクルーズの中核をなしています。 私たちは新しいクラスの客船を導入するたびに、お客様の進化し続けるニーズに最善の対応をすべく、新たなプロトタイプを開発してきました。 この独自のアプローチは、クルーズビジネスへの参入から10年間で800%以上の成長をもたらしました。当社の投資計画の長さと規模は業界では前例のないもので、私たちは単に今後数年のクルーズ客に対応する客船や経験を計画するだけでなく、2030年以降もニーズに対応するものを考えています。乗客体験のテクノロジーは急速に進歩しています。そのため、最初の2隻だけですでに2,000万ユーロを投じ、何年も先までお客様のニーズを満たすことができる技術とインフラを開発しています。」
 
ホリスティック、及び顧客中心のプログラムは、旅行の際どのようなテクノロジーを利用するかに関わらず、あらゆるニーズを満たすように特別設計された最先端技術で、お客様が希望する休暇体験に結びつけることに焦点を当てています。MSCクルーズのチーフ・イノベーション・オフィサー、ルカ・プロンザティは「開発は3年前に始まり、全く新しいクルーズ体験を提供するまであと90日を切りました。Deloitte Digital、ヒューレット・パッカード・エンタープライズ、サムスンなど、デジタル、テクノロジー、行動科学の専門家11社以上と開発した、最新の最先端ソリューションと技術を客船に導入します。これらのほとんどがクルーズ客船で初めて導入されます。スマート機能で繋がった都市のように、しかし海上という複雑さが加わり、当社の客船は今日、真の革新に向けたMSCクルーズのコミットメントを実証するでしょう。そして当社の客船が休暇の目的地となる日がくるでしょう」と述べています。

より多くの接続性とデジタル強化された乗客体験の必要性
 
将来のクルーズ体験を形作るために、お客様のニーズを把握し、MSCクルーズのMSCフォー・ミーへの投資を推進します。Deloitte Digitalと提携し実施された調査で、以下の重要な知見が確認されました。
 
• テクノロジーは、当社スタッフがより良いサービスを乗客に提供できるようにする必要があり、最終的には人と人とのコンタクトを豊かにするものであること。
• 170の異なる国籍の乗客と効果的なコミュニケーションするという複雑な環境下で、乗客のプロファイルに基づいた情報を提供する必要があり、デジタルチャネルは効果的な配信を容易にすること。
• 利用可能なすべてのサービスをよりよく理解し、休暇を楽しむために多くの時間を費やせるよう、クルーズ前およびクルーズ中に簡単かつ最適に計画できるようにすること。
• クルーズ前後の乗客体験を完全に顧客の人生の旅の一部として統合することにより、「船上ライフ」を超えた体験を提供すること。
 
さらに調査では、2人に1人以上(59%)のお客様がクルーズ前とクルーズ中の休暇体験をカスタマイズすることを求めており、6人に1人(17%)は船上で1度はそれを主張したといい、さらに約4分の3(73%)の乗客が、より繋がった客船*3で洋上での休暇を過ごすことに興味を持っていると主張しています。 また3人中2人以上(69%)が船上でスマートフォンを使用したいとしており、3人に1人以上(36%)が洋上でタブレットを使用していることも明らかになりました。
 
リアルタイムな柔軟性の需要の高まりに対応するMSCフォー・ミーの革新的な機能は次のとおりです。
 
+ ナビゲーション:デジタル方式ファインダーは、船上のお客様にアドバイス、ガイダンス、最新情報を提供します。この技術はスマートマップに似ており、5メートル以内の精度で全長300メートル以上の客船内での道案内に役立ちます。また必要に応じて、お子様を見つけることもできます。
+ コンシェルジュ:24時間いつでも、各種サービス、レストラン、寄港地観光をリアルタイムで簡単に予約できます。
+ キャプチャー:バーチャル・リアリティーで寄港地観光をプレビュー体験したり、リアルタイムで共有できる乗客の旅のユニークな体験を映し出すインタラクティブなスクリーンを備えたギャラリー。
+ オーガナイザー:乗船中または乗船前に、モバイルデバイスでチェックインしたり、寄港地観光やショーの座席、または最高のディナーテーブルの特等席を予約したりするためのプランニングツール
+ テーラーメイド:このデジタル・パーソナルアドバイザーは、お好みに応じてカスタマイズされたおすすめ情報を提供します。 顔認識システム*4は、スタッフが個別のお客様におもてなしするために役立ちます。インタラクティブ・ブレスレットは、お客様を客船サービスに接続し、3,050のBluetooth ビーコンを介して地理位置情報の提案を有効にします。
 
MSCフォー・ミーは、完全に最適化された休暇体験の実現のため、130以上のスマートな機能をお客様に提供します。乗船前に寄港地観光を予約しているか、あるいはトップデッキプールでリラックスしながら、スペシャリティ・レストランを予約しているかに関わらず、旅行中いつでもどこでも休暇をカスタマイズするのに役立つ専用アプリが含まれています。これにより、全体的な乗客体験が向上し、洋上での休暇を楽しむためのより多くの時間を取ることができます。各船が就航するにつれて、さらなる改良、機能の充実が図られ、まず当社の新造船全てに展開されます。また主な機能は、MSCクルーズの既存の12隻すべてにも導入されます。2016年、MSCクルーズは170カ国から年間乗客数180万人を達成しました。2026年までに、年間乗客数500万人以上を見込んでいます。
6月3日にル・アーブルでMSCメラビリアの命名式が、12月21日にマイアミでMSC シーサイドの命名式が開催される予定で、ヨーロッパ、南米、南アフリカのマーケットリーダーとして、今年はMSCクルーズにとってマイルストーンとなります。 またMSCシービューとMSCベリッシマの2隻が現在建設中で、2018年6月、2019年3月に就航予定です。
 
*1. パートナーには、アクセンチュア、コダック、ベル、ボッシュなどを含む。
*2. メラビリアクラス、シーサイドクラス、およびワールドクラス
*3. Deloitte Digitalによるオンライン調査。世界中からの過去のMSCクルーズの乗客が2016年に調査に参加。
*4. この技術は最も厳格なプライバシー法に基づき設計されており、海上でもセキュリティ強化を実施。
 
 
【MSCクルーズについて】
MSCクルーズはヨーロッパ、地中海のみならず、南米、南アフリカのマーケットリーダーとしての地位を確立しています。年間を通じて地中海、カリブ海を航行、また季節により北欧、大西洋、キューバ、アンティル諸島、南米、南アフリカ、中国、アブダビ、ドバイ、オマーンに配船。MSCクルーズでは、地中海のエレガントな側面を体現し、世界の文化、美しさ、味覚の発見を通して、乗客にユニークで忘れられない感動を提供します。現在、最新鋭の客船を12隻所有しています―MSCプレチオーサ、MSCディヴィーナ、MSCスプレンディダ、MSCファンタジア、MSCマニフィカ、MSCポエジア、MSCオーケストラ、MSCムジカ、MSCシンフォニア、MSCアルモニア、MSCオペラ、MSCリリカ
 
2014年にMSCクルーズは成長の第2段階である投資計画を発表し、メラビリア世代2隻とシーサイド世代2隻(追加オプション1隻)を発注しました。2016年2月にはメラビリア・プラスのオプション2隻の発注を確定し、供給量の増加を図りました。2016年4月には、次世代のLNG推進技術を搭載した4隻を建造する意向書の調印が発表され、投資額は90億ユーロに達します。 結果として、2017年から2026年までの間に合計11隻の新しい次世代MSCクルーズ客船が稼動します。MSCクルーズは、2014年から2026年までの10年以上にわたり、このような期間と規模の投資計画を策定する世界初のクルーズライン・ブランドです。
 
MSCクルーズは高い品質管理と環境保護を認められ、ビューローベリタスより「7つの金真珠」賞を始めて受賞した企業です。また、2009年よりユニセフと永続的なパートナーシップを開始し、世界中の子供を支援するさまざまなプログラムを支援しています。これらの活動に賛同する乗客からの寄付により、これまでに500万ユーロ以上を支援しています。
 
本件に関するお問い合わせ先
 
株式会社MSCクルーズジャパン マーケティング部/担当 富岡
〒105-0001 東京都港区虎ノ門4丁目3番10号 虎ノ門きよしビル2F
電話03-5405-9401  FAX03-5405-9212   ウェブサイト(www.msccruises.jp)