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MSCクルーズがクルーズ業界大手初となるカーボンニュートラル運営に

2019/11/08


  • すべてのMSCクルーズ船からのCO2排出を2020年1月からオフセット。ブルーカーボンクレジットに比率を高めたオフセットになります。
  
  • 声明は国際連合の「持続可能な開発目標」に寄り添ったものとなり、また、ゼロエミッション・シップの運営を実現するための先端環境技術の開発への投資を引き続き行うことの表明でもあります。

 

ジュネーブ, スイス, 2019年11月8日 - ドイツのハンブルグで行われた最新の環境性能を持ったクルーズ船MSCグランディオーサのデビューイベントと同時に、MSCクルーズはグローバルクルーズライナーとして世界で初となるカーボンニュートラル運営を実現すると発表しました。

 
MSCクルーズ エグゼクティブ・チェアマンのピエルフランチェスコ・ヴァーゴはコメントで 私たちが最初のクルーズ船を造船した2003年から常に大切にしているのは洋上で最新でありながら、環境に対しても最も負荷のない性能を持つことです。そして長期でのプランニングを実現した結果が、2008年と比べて2024年には二酸化炭素排出量を29%削減することです。2030年には40%の削減を目標とする私たちの道は間違っていないと思います。

 
“更に、LNGを使った燃料電池のPACBOATプロジェクトがMSCエウローパに搭載されます。LNGを動力とした5隻の船の1番目の船です。これは高出力の船舶において最も効率の良い世界初の技術であるだけでなく、我々の目標であるゼロエミッション船舶運営を実現するための次世代技術の開発を進めるパートナーとの協業と貢献を証明するものです”

 

”現代の最も進んだ技術をもってしてもそれだけではカーボンニュートラルは達成できませんが、我々がこれから進める方針は2020年1月1日よりMSCクルーズの船が気候変動へ与える影響を無くします。MSCは300年以上に渡り海運の歴史を持ちます、そして家族経営の特徴である長期での視野を常に持っています。この取り組みは海洋と寄港地、そして港に関わるコミュニティーを保護するという我々の長年の責務を更に進めるものです”



MSCクルーズはクルーズ船からの直接的なCO2の排出を様々なカーボンオフセットプロジェクトの組み合わせでオフセットします。これらのプロジェクトは最高水準の規格にそって国際的な事業者によって開発された温室効果ガス削減へ即効性のあるものです。オフセットにかかるコスト及び付随するコストはすべてMSCクルーズが支払います。

 

ヴァーゴ氏は加えて:”我々はCO2排出のオフセットを高いレベルで実現する世界をリードする事業者と協業します。更にはコミュニティーへの貢献、環境保護、国連の持続可能な開発目標へと貢献するプロジェクトへの投資を行います。
 
 

MSCクルーズでは特に、海洋や海洋生物の再生と一層のCO2吸収を促進するプロジェクトをカーボンオフセットのポートフォリオに加える予定です。沿岸へと注力するブルーカーボンプロジェクトが不足する中、MSCクルーズは地球上の広大な海洋を使った初のカーボンクレジットの開発をサポートします。これは海洋生物の保護と再生、海洋資源に生活が懸かる沿岸地をサポートするための新しい方法となります。
 

ヴァーゴ氏は最後に:”  ブルーカーボンオフセットはカーボンニュートラルを実現するための中心となり、即刻性をもちます。海とそれに関わるコミュニティーに貢献する新しいオフセットを実現するため、MSCクルーズはリソースと人材をこのプロジェクトに投入し、開発と認証のプロセスをサポートします。これらのプロジェクトが増えることでゼロエミッション実現のための新たな注力先としてMSCクルーズはさらに関りを深めます”



MSCクルーズの目標とするゼロエミッション運営はエネルギー効率や他の排出以外に関わる分野にも広がります。一つあげると、2017年よりMSCクルーズの新造船にはship-to-shoreの電源施設が装備されています。この技術を持った港では船がすぐさまゼロエミッションになります。更に電源が再生可能エネルギーによって供給されていればより効果は高くなります。     
 

MSCクルーズのカーボンニュートラルについての詳細はMSCグランディオーサで行われるメディアブリーフィングで発表されます。MSCグランディオーサは最新の環境設備の整ったフラッグシップです。MSCグランディオーサの引き渡しと同時に新しく造船されるLNG船5隻の1隻目となるMSCエウローパの建造も始まりました。LNG船は2022年から2027年の間に就航します。
 

MSCグランディオーサとMSCエウローパはMSCクルーズの目標であるクルーズ船の環境への負荷を最小限にする試みを大きく前進する指標となります。




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