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MSCクルーズが次世代型の空気清浄システムを採用し空気清浄機能をさらに向上

2020/10/28

ジュネーブ・スイス 2020年10月28日 MSCクルーズは客船会社として世界で初めて、 革新的で新しい衛生システム「Safe Air」の導入を決定し、船内でのさらなる空気の清浄・質の向上を実現します。

 

 Safe Airは、現在フィンカンティエリ社モンファルコーネ造船所にて建設中の新造船MSCシーショアに導入されます。イタリアで造船される船舶として最大級で革新的なテクノロジーを搭載するこの新造船はシーサイドEvoクラスの第1船目として2021年7月に就航します。  


 陸上での新型コロナウィルスの世界的流行に伴い、MSCクルーズは3月に一時運航休止を決定し、8月に大手客船会社として初めて運航再開を実現しました。新たに作成された衛生と安全に関するプロトコルはヨーロッパの関係国及び自治体により承認され、運航再開と同時に導入されました。Safe Airの導入発表はMSCクルーズの衛生と安全に対する取り組みを後支えするものとなります。


  Safe AirはType C紫外線を照射するUV-Cランプを船内の空調機と組み合わせて使用します。排出される前の空気中の有機粒子に短波長を照射することで、ウィルス、バクテリア、カビなどの大気汚染物の循環を防止します。


  Safe Airはフィンカンティエリ社のデザイナーと技術者、世界的研究機関である国際遺伝子工学バイオテクノロジーセンター(The International Centre for Genetic Engineering and Biotechnology:ICGEB)により開発されました。


  イタリア・トリエステに本社を置くICGEBは昨今の世界的パンデミックと関連するウィルス感染の抑制につながる革新的な技術ソリューションを開発し、科学の観点からビジネス支援を行う機関です。


  観光産業が世界中で直面する衛生の課題に対して、MSCクルーズは効果的な対策を講じ、8月16日のMSCグランディーサ運航再開時に衛生と安全に関するプロトコルを採用し、最高レベルの安全基準を築きました。MSCグランディオーサは現在、西地中海クルーズの9周目に入り、すでに1万6千人以上のゲストをお迎えしました。MSCグランディオーサに続き、10月19日にはMSCマニフィカが運航を再開、西地中海、東地中海方面10泊クルーズを開始しました。


  新たな衛生と安全に関するプロトコルは寄港先の自治体が設定するガイドラインの基準を超える厳重なものであり、プロトコルの一つである全乗船者対象の乗船前検査はクルーズ業界を含め、旅行、観光、レジャー、ホスピタリティーの観点からも新たなスタンダードとなりました。


  乗船前検査は検温、問診票、COVID-19抗原拭取検査で構成され、クルーに対しては、勤務が許可される前に最大3回まで検査が実施されます。


  その他プロトコルには清掃と消毒の強化、マスクの着用、ソーシャルディスタンスの確保、船内での医療施設機能の強化、健康モニタリングを毎日実施、不測の事態に対する強靭な計画が含まれ、寄港時の下船はMSCクルーズが主宰する観光地観光に限定して実施されます。


  新プロトコルは、医療、公衆衛生・保健、ホテルサービス、HVAC、シップボードエンジニアリングシステムズ、情報技術などの各分野の企業内専門家らで構成されるチームによって作成されました。


  さらにBlue-Ribbon Covid-19エキスパートグループ(Blue-Ribbon COVID-19 Expert Group)が設立され、権威のある専門家からの知見を元にプロトコルの妥当性、効果の確認と見直しを行います。


  MSCシーショアは、MSCクルーズのその他の新造船と同様、SCR脱硝装置(SCR)や高度廃水処理システム(AWT)など環境への影響を低減する最新鋭のテクノロジーを搭載します。


  SCR脱硝装置は窒素酸化物の排出量を最大9割まで削減し、高度廃水処理システム(AWT) の導入により、細かいろ過フィルターを利用して廃水を水道水とほぼ同質の水質に戻すことが可能となります。


  さらにMSCシーショアは停泊中、寄港地での送電網を活用した充電を可能とする電力供給機能を搭載し、さらなる大気排出の軽減を実現します。


 MSCマニフィカ、MSCグランディオーサ、そしてMSCクルーズの衛生と安全に関する新たな対策に関する詳細は弊社ウェブサイトにてご覧頂けます:https://www.msccruises.jp/jp-jp/Cruise-With-Confidence.aspx