MSCクルーズとハーマンは、学習、言語処理能力、スマートオーディオ技術を駆使し、未来のクルーズ体験を創出します
[2019年2月1日、ジュネーブ] 世界初のバーチャル・パーソナル・クルーズアシスタント、ゾーエは、顧客重視の技術でMSCクルーズのサービスをエキサイティングで新たなレベルへと導き、お客様のクルーズ休暇をさらに充実させます。ハーマンとサムスン電子との提携で開発されたゾーエは、7つの言語を話す音声対応人工知能(AI)で、すべてのキャビンに搭載されています。クルーズについて何百もの質問に答えることができ、船内サービスの情報を提供したり、ガイダンスや提案をしたり、サービスの予約をお手伝いします。お客様は「OK ゾーエ」と言うだけで、彼女はお手伝いの準備が整う、 使いやすいデバイスです。 高度な音声認識機能により、音声コマンドを使用して誰でも簡単にコントロールし、情報にアクセスできます。
ゾーエは、クルーズ業界初の試みであり、MSCクルーズがお客様の体験を向上させるための最新技術を採用していることを示すものです。 ゾーエはMSC ベリッシマで導入され、その後MSC グランディオーサ、2020年導入のMSC ビルトゥオーザを含む新造船で利用可能になるでしょう。
MSC クルーズCEO、ジャンニ・オノラートは次のように述べています。「クルーズ体験はますます豊かになり、サービスや施設の選択肢が増えています。 2017年には業界をリードするデジタル・イノベーション・プラットフォーム、MSC フォー・ミーを導入しました。これは、お客様が自らの体験をカスタマイズし、パーソナライズする方法に革命をもたらしました。 この技術は新造船の設計に組み込まれ、構想から建造までの開発プロセスのあらゆるステップに盛り込まれています。 よくある質問に対する答えをすばやく簡単に見つけることで、お客様が休暇を最大限に活用できるようにすることが重要でした。 私たちは最新のコネクテッドテクノロジーを研究し、このニーズを満たす方法として、ボイスアシスタントと人工知能を特定し、ゾーエの研究が始まりました。」
共創イノベーション
この画期的なAIによるゲストサービスは、MSCクルーズのビジネス・イノベーションチーム、およびサムスン電子の完全子会社であるハーマン・インターナショナル と共同で開発されました。 このコラボレーションは、コネクテッドライフ実現への共通のビジョンを持ち、最高クラスの音声対応技術の専門知識とクルーズ専門知識を結びつけ、クルーズ業界にも広がっています。
ゾーエのデザインは、ファーフィールド・マイクとプロ品質のスピーカーを備えた高度なオーディオ機能を備え、最高のオーディオ体験を提供します。 最先端のクアッド・コア・プロセッサを搭載しているため、応答時間が短く、またブルートゥースを介してお客様の携帯電話を直接デバイスに接続して、音楽、ポッドキャストなどを客室内で楽しむこともできます。 将来的にはさらなるパーソナライゼーションと体験を提供することが可能になり、またMSC フォー・ミー内で新しい形で多彩なデバイスを活用したパーソナルアシスタントになるでしょう。
ゾーエはMSC フォ・ミーのエコシステムを強化するように設計されており、キャビン内のテレビと相互作用します。 長期的なイノベーションパートナーであるサムスン電子は、パーソナルアシスタントとテレビを接続し、より詳細な情報やその他のゲストサービスが提供可能となるホテルマネジメントシステムのソフトウェアを設計しました。
キャビンの快適さに関する質問にお答えします
ゾーエがすべてのお客様に効果的に対応するため、800以上の最もよく寄せられる質問に答えられるようにプログラムされ、訓練されています。会話、ゾーエの自然なスピーチ認識、そしてスピーチをテキストに変換し、またその逆に変換する能力について、テストが行われました。人工知能ソリューションとして、ゾーエは実際のお客様との相互作用に基づき、応答を学習し、進化し続けるように設計されています。
ゾーエは24時間365日のバーチャル・パーソナル・クルーズアシスタントとして機能しますが、クルーとお客様の間のやりとりに代わるものではなく、快適なキャビンにいながらにして、お客様が柔軟にコミュニケーションを取り、情報を得られる機会を提供します。
ゾーエの詳細についてはこちら、MSC ベリッシマの詳細についてはこちら
ハーマン・インターナショナルについては、こちら
サムスン電子については、こちら
MSCクルーズについて
MSCクルーズはヨーロッパ、および南米でマーケットリーダーとしての地位を確立しています。年間を通じて地中海、カリブ海を航行、また季節により北欧、大西洋、キューバ、アンティル諸島、南米、南アフリカ、アブダビ・ドバイ・インドに配船。
2014年に成長の第2段階である投資計画を発表し、メラビリアクラス2隻とシーサイドクラスを発注しました。そして、2016年2月にはメラビリア・プラスのオプション2隻の発注を確定し、供給量の増加を図りました。2016年4月には、次世代のLNG推進技術を搭載した4隻を建造する意向書の調印が発表され、投資額は90億ユーロに達します。2017年11月、当社は2021年に1隻のスロット予約契約を締結し、2023年に2隻目のシーサイドEVO船のスロットを確保し、総投資計画は総額100億ユーロに達しました。MSCクルーズはこのような期間と規模の投資計画を策定する世界初のクルーズラインブランドで、2017年から2020年までに6隻の新造船を納入する予定です。
MSCクルーズでは、地中海のエレガントな側面を体現し、世界の文化、美しさ、味覚の発見を通して、乗客にユニークで忘れられない感動を提供します。現在、15隻の最新鋭客船を保有しています―MSCシービュー、MSCシーサイド、MSCメラビリア、MSCプレチオーサ、MSCディヴィーナ、MSCスプレンディダ、MSCファンタジア、MSCマニフィカ、MSCポエジア、MSCオーケストラ、MSCムジカ、MSCシンフォニア、MSCアルモニア、MSCオペラ、MSCリリカ
また、高い品質管理と環境保護を認められ、ビューローベリタスより「7つの金真珠」賞を始めて受賞した企業です。また、2009年よりユニセフと永続的なパートナーシップを開始し、世界中の子供を支援するさまざまなプログラムを支援しています。これらの活動に賛同する乗客からの寄付により、これまでに700万ユーロ以上を支援しています。