スパイスの香る島
• 19世紀のクリオール住宅
• カカオプランテーションとナツメグ
• 滝とクリオールバスライド
MSCクルーズのカリブ海クルーズでサンジョルジュにつくと、クローブ、シナモン、ナツメグなどのスパイスの香りに迎え入れられます。グレナダの首都であるサンジョルジュは”スパイスの島”と呼ばれ、ナツメグがグレナダで有名な特産物です。ナツメグは国旗にも入れられています。
1600年代にフランスが原住民を衝突で追い払い植民地としたグレナダは、1762年にイギリスに奪還され、1974年の独立までイギリスの植民地でした。
サンジョルジュには美しい景色、植物園、公園や天国のようなビーチがあります。特に有名なのがグランアンスビーチです。
MSCクルーズの寄港地観光では馬蹄型の港カレナージュから首都の迷路のような路地を周ります。絵画のような19世紀のパステルカラーのクリオール住宅は煉瓦とブロックで構成され、屋根は船のバラストを再利用したタイルが使われています。
ダガルストン・エステートを訪れる寄港地観光では数々のスパイスと出会い、島の香りを感じることができます。グヤヴェにある300年の歴史を持つカカオプランテーションではスパイスやカカオを乾燥させる様子やどのような行程で種の実からスパイスが作られるのか、またシナモンがどのように木の樹皮から採取されるのかを学びます。その後には古くからあるすべてが手作業のナツメグ共同工場を訪れます。
グレナダは美しい滝でも有名です。その一つで最も美しいとされるのがアナンデール滝でサンジョルジュより10kmほどの距離にあります。山々の植物に覆われ、隠されたこの滝は高さ10mから木々の間を水が流れ落ちます。そしてこの滝の作る自然の滝つぼでは泳ぐこともできます。
グレナダの歴史はクリオールバスライド寄港地観光で感じることができます。迷宮のような急な坂道を登って18世紀のジョルジュ要塞、フレデリック要塞からパノラマを楽しみます。この要塞のあだ名は”後ろ向きの要塞”です。なぜかというと砲台が海ではなく陸を向いているからです。