海とぶどう園
MSCワールドクルーズ(世界一周)がニュージーランドに到着すると、ホークス・ベイでも最も人口が多いネーピア の街がどれほど魅力的でリラックスした雰囲気に満ちているか、すぐにおわかりいただけます。
ニュージーランドの人々は、地中海によく似た気候、安い物価、そして1931年の地震の後に建てられ、今でも良く保存されたアール・デコの建物を愛しています。
シェークスピアやディケンズなど、イングランドの作家にちなんだ名前がつけられた通りのある街の中心の散策を楽しんでください。ネーピアのメインストリートとなるエマーソン通りは、マリンパレードと街の浜辺 (海水浴には適していません)、そしてクライブ広場を結んでいます。
中心部から5kmほど離れたブラフヒルの北側の、元はマオリの村であるアフリリには、今は洋服を売る店やカフェ、流行のレストランなどが立ち並んでいます。
ネーピアからの MSC 日帰り旅行では、ぶどう園が有名な周辺エリアを訪れます。街中にあるニュージーランドワインセンターでは、この国のワインの歴史について詳しく知ることができます。
ご自分でニュージーランド国立水族館を訪れることもできます。ここではアフリカやアジア、そしてオーストラリアから集められた海の生き物を見ることができます。
建築物に興味をお持ちの方は、アール・デコ地区を忘れずに訪れてください。ヨーロッパよりもカリフォルニアの建築物の強い影響を受け、1931年の地震の後にネーピアを再建した建築家たちは、サンタバーバラの建築家たちが作った建物を模範にマヤ、エジプト、マオリの文化を建物のファサードのモチーフとして用いました。40年前に創設されたアール・デコ・トラストが、建築当初の装飾要素を修復しながら建築物を守っています (ASB 銀行、元ホテル・セントラル、デイリー・テレグラフビルディング、マソニック・ホテル、市民劇場などをお見逃しなく)。
冒険やアウトドアアクティビティがお好きな方には、ネーピアから90kmほど離れたモホカ川の激流で川下りを楽しむことができる MSC 日帰り旅行があります。