船上における安全対策について

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全てのクルーズ客船は国際海事機関（IMO）の厳格な基準にのっとって設計し、運航しています。IMOは国連機関であり、条約や規制、決議を通じてクルーズ客船の安全と運航に関する国際基準を定めています。それらは「海上における人命の安全のための国際条約（SOLAS）」に盛り込まれています。


MSCクルーズの新しい衛生と安全に関する対策と、より安全に新しくなった船内での体験はこちらからご確認できます。

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安全対策に関するQ&A

  • 船上ではどのような安全対策がとられていますか？
    全てのクルーズ客船は国際海事機関（IMO）の厳格な基準にのっとって設計し、運航しています。IMOは国連機関であり、条約や規制、決議を通じてクルーズ客船の安全と運航に関する国際基準を定めています。それらは「海上における人命の安全のための国際条約（SOLAS）」に 
    盛り込まれています。 
    安全に関する規制と要件は厳格であり、例えばバックアップ設備環境並びに航行/安全規定の遵守において、客船は実質的に要求水準を 
    上回ることが往々にしてあります。 
    客船の乗組員は広範囲に及ぶ訓練、認証、避難訓練、船からの避難を含む緊急時の想定、対策に取り組みます。 
    全ての客船には救命ボート、救命ゴムボート、ライフジャケットを乗客定員数以上に備えています。
  • 避難訓練はいつ、どこで行われますか？
    母港での乗船後、全ての乗客は1時間の避難訓練に参加するよう要請されます。訓練は６カ国語で行われます。避難訓練には乗組員も全員参加し、避難の手順を確認します。乗客はキャビンに備え付けられたライフジャケットを着用し、それぞれのマスターステーションに集まり、 
    安全に関する説明を受けます。 
     
    次の寄港地から乗船する乗客のために、出港前に安全に関する詳細な説明が行われます。説明は通常、専用の場所（たいていはシアター、 
    またはマスターステーション）で行われますが、乗組員は全員参加せず、ソーシャルホステスとアニメーションチームが安全のための 
    装置と避難手順について説明します。 
    安全に関する説明と避難訓練はSOLASの厳格な基準を満たしています。
  • 地図や説明書等の用意はありますか？
    マスターステーションまでの経路およびライフジャケットの収納場所の説明は全てのキャビンに用意されています。キャビンのブックレットには7カ国語（イタリア語、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、ロシア語）で説明が書かれています。
     
    また、キャビンのドアの裏側には火災時の避難経路および現在地が示された地図が6カ国語で書かれ、マスターステーションまでの第1の経路と 
    第2の経路が示されています。
  • どのような安全強化策をとっていますか？最も近い救命ボートへの経路を示した地図等の用意はありますか？
    それぞれのマスターステーションの位置を示した地図が公共エリアや階段等に貼ってあります。また、すべての公共エリアではマスターステーションへの経路およびそこに行くために使用する階段を矢印で示しています。 
     
    さらに、安全説明のビデオ（イタリア語および英語）をキャビン内テレビの1チャンネルで24時間放映しています。
  • 乗組員は救命ボートの操縦についてどのような訓練を受けていますか？
    乗組員は定期的なトレーニングを乗船前には陸上で、また、乗船中にも受けています。客船の安全管理者により、各2時間の4セクションを含む 
    包括的なトレーニングが下記の通り行われます。
     
    A. 導入 
    B. 緊急時の対応 
    C. 消火活動 
    D. 人命救助
     
    重要なセクションDは救命ボートの取り扱いに充てられます。全ての乗組員は救命ボートに直接の関わりを持ち、追加トレーニングや特別トレーニングにおいて救命ボートの準備、降下、操縦、メンテナンスを習います。 
  • 救命ボートの降下テストはどれくらいの頻度で行われますか？
    乗組員は火災時のシミュレーションや避難を含む通常の避難訓練を毎週行っています。救命ボートを用いた退船訓練も同時に行っています。
  • クルーズ客船上での火災訓練に関する規定を教えてください。
    クルーズ業界は国際海事機関（IMO）が定める「海上における人命の安全のための国際条約（SOLAS）」に盛り込まれている国際基準を遵守 
    しています。これらの基準には防災、防火、消火作業、専任トレーニング、そして火災時における緊急対応が含まれます。
  • MSCクルーズ客船において、どの様な防火対策がとられていますか？
    MSCの船は火や煙を隔離できる様、設計されています。またMSCクルーズ客船においても、業界基準を遵守している他社船同様、 
    防煙・防火仕様の船内ドアやパーティション、防火ダンパや換気装置などを含む様々な種類の防火・防煙設備を備えています。 
    火や煙の拡散を防ぐ為、船には防火ドア、換気装置、加圧防煙システムが装備された廊下に加えて防煙・防火ダンパによる 
    煙の制御システムが設置されています。
     
    全てのMSCクルーズ客船において、煙や火を防ぐ為の規則及び規定が定められており、厳守されています。
     
    MSCクルーズでは防火体制として数種の異なるシステムが設けられています。主要体制は船内のいたる所に設置されており 
    それぞれ個別の監視エリアを持つコンシリアム・システムで、異なる種類の対策・設備から構成されています。 
    この防火体制は船上消防士によって1日24時間、4時間交代制で行われている防火パトロールです。 
    パトロールは船内の様々なエリアに設けられたいくつかのポイントでデジタル・システムによって記録されます。 
  • 出火時には船内でどのように火災を制御するのですか？
    MSCクルーズ客船では防煙・防火仕様の船内ドアやパーティション、防火ダンパや換気装置など数種の異なる船内設備によって 
    火や煙の拡大が制御されます。 
    主要な防火設備はHi-Fog(高圧のウォーター・ミストによる防火設備)で、勢いよく大量に放水されるウォーター・ミストによって火災を鎮火/消火 
    する設備です。ウォーター・ミストはこのシステムが作動した際に特別に設計されたスプリンクラーや噴霧口から放出される仕組みになっています。
  • 乗組員は防火トレーニングを受けていますか？
    乗組員は万が一の火災時に効率的かつ適切な対処を行う為に十分な訓練を受けています。1995年に定められた「乗組員の訓練および 
    資格証明並びに当直の基準に関する国際条約(STCW)」のトレーニング基準を遵守し、全ての乗組員は基本消火活動を含む、基本安全講習(BST)を受けなければなりません。
     
    防火訓練は各MSCクルーズ客船において、船内の異なるエリアで毎週行われています。
     
    MSCクルーズ客船における防火体制は、4班の防火パトロール隊によって構成されています。そのうち一つはエンジン・ルームでの火災対応専任班、2つは消火班です。すべてのチームは船上の安全管理者(防火責任者)によって訓練を受け、管理されています。
  • 安全対策ガイド：犯罪行為に遭遇した際の通報の仕方について

    船内での行方不明者及び犯罪行為に遭遇した際の通報について、適切なサポート遂行の為、直ちに内線99(レセプション -ゲストサービス)にご連絡下さい。

      

    アメリカ合衆国国民に関する行方不明及び重大な事故 (殺人,不審死,誘拐, 暴行による重症,連邦法で定められている性的暴行, 火災及び放火未遂, 金銭又は10,000ドル以上相当の物品の盗難 )等Cruise Vessel Security and Safety Act of 2010に定められた事態に遭遇した場合、直ちにその事実を以下に掲載されているF.B.I及びU.S. Coast Guard(米国沿岸警備隊)に報告しなくてはなりません。 

     


    Miami F.B.I. Tel (754) 7032000 U.S.C.G. Tel (305) 535-4472 Key West
    		F.B.I. Tel (305) 296-3093
    		U.S.C.G. Tel (305) 290-8713
    San Juan  F.B.I. Tel (787) 754-6000 U.S.C.G. Tel (787) 289-2041 Portland, ME (incl.Bar Harbor)
    		F.B.I. Tel (857) 386-2000
    		U.S.C.G. Tel (207) 767-0320
    St Thomas F.B.I. Tel (340) 777-3363 U.S.C.G. Tel (340) 776-3497 Tampa
    		F.B.I. Tel (813) 253-1000
    		U.S.C.G. Tel (813) 228-2191
    New York F.B.I. Tel (212) 384-1000 U.S.C.G. Tel (718) 354-4037 Cape Canaveral

    F.B.I Tel (813)

    253-1000

    U.S.C.G Tel (904)

    714-7558

    Boston F.B.I. Tel (857) 386-2000 U.S.C.G. Tel (617) 223-5757




    これらの申し立てはアメリカ合衆国海域、公海内または国際水域において加害者又は被害者がアメリカ合衆国国籍を有する場合に、F.B.Iによる司法権の行使が可能な事象として取り扱われます。各寄港国及び船舶の登録国によっては追加要求が発生する場合があります。法的処置の為、MSCクルーズは犯罪申し立てについて該当機関に報告する権利を保有しています。
     
    また、外国海域及び外国港内での事象については以下に記載されている最寄りの大使館/ 領事館への報告が可能です。 

    ANTIGUA, GUADELOUPE, ST LUCIA, ST KITTS, ST VINCENT, BRITISH & U.S. VIRGIN ISLANDS refer to BARBADOS contacts
    ARUBA, BONAIRE, ST MAARTEN refer to CURACAO

    CURACAO Willemstad (5999) 4613066 acscuracao@state.gov
    BAHAMAS, OCEAN CAY 42 Queen St. Nassau (242) 322 1181 acsnassau@state.gov
    BARBADOS Wildey Park, St Michael B8-14006 W.I. (246) 277 4000 bridgetownacs@state.gov
    BELIZE Floral Park Road Belmopan, Cayo (501) 822 4011 acsbelize@state.gov
    BERMUDA Crown Hill 16 Middle Rd Devonshire (441) 295 1342 hamiltonconsulate@state.gov
    CANADA 490 Sussex Drive Ottawa, Ontario K1N 1G8 (613) 238 5335 ottawaACS@state.gov
    COLOMBIA Carrera 45 No. 248-27 Bogotà, D.C. (571) 275 2000

    acsbogota@state.gov
    COSTA RICA
    		Calle 98 Via 104, Pavas, San Jose, Costa Rica
    		(506) 2519 2000 acssanjose@state.gov
    DOMINICAN REPUBLIC Av. Republica de Colombia #57, Santo Domingo (809) 567 7775 sdoamericans@state.gov
    GRAND CAYMAN 202B Smith Rd 150 George Town (345) 945 8173 caymanacs@state.gov
    GRENADA Lance Aux Epines St. George's (1473) 444 1173 bridgetownacs@state.gov
    HONDURAS Avenida La Paz Tegucigalpa, MDC (504) 2236 9320 usahonduras@state.gov
    JAMAICA 142 Old Hope Road Kingston 6 (876) 702 6000 kingstonacs@state.gov
    MARTINIQUE Av De Arawaks, 97200 Fort de France (596) 596 730621 martinique-ca@state.gov
    MEXICO Reforma 305 Cuauhtemoc 6500 (55) 5080 2000 consular@prodigy.net.mx
    PANAMA Building 783, Demetrio Basilio Laka (507) 317 5000 panamaweb@state.gov
    TRINIDAD & TOBAGO 15 Queens Park West, Port of Spain (868) 622 6371 acspos@state.gov

    行方不明者の発生及び犯罪行為に遭遇した際は、直ちに内線99(レセプション -ゲストサービス)までご連絡下さい。
    安心且つ安全な環境でクルーズ体験をお楽しみ下さい。
     
    更なる詳細はこちらのページをご覧ください。www.transportation.gov/mission/safety/cruise-line-incident-reports